無印良品のパッケージがシンプルであっさりしてる割に冷たくは感じない理由を考えてみた

一瞬で「無印良品の商品である」とわかる、無印良品のパッケージ。
シンプルなデザインなのに一瞬で無印だとわかるのはすごいなと、ファミリーマートの無印コーナーで「あーなんか無印っぽいな。…無印だわ。」となる度に感じます。

公式サイトにも、もの本来の色やかたちのままを大切にしたい・地球の資源をムダにしないという考えのもと、資源もデザインもそぎ落としているという内容が書かれています。

飾らず、もの本来の色やかたちのままを大切にしたい。過剰な包装をしない。まとめて一括包装に。共通容器に入れる。シンプルなもの作りであると同時に、地球の資源をムダにせず、ごみを減らすこともできるものです。無印良品の商品はすべて、成り立ちのわけが印刷されているパッケージであっさり包まれていたり、タグがつけられているだけで、店頭に並んでます。
引用:無印良品について | 株式会社 良品計画

なるほど、できるだけシンプルに。というのがよくわかりますし、商品を見て常々感じています。
でも、無印良品のパッケージって、シンプルなんだけど「冷たい」とは感じませんよね。
それはなぜかというのを少し考えてみました。

色味

大きな要因として考えられるのはこれです。
基本的に使われているのがワインレッド・黒・白・生成り。の4色くらいではないでしょうか。
ポイントは生成りだと思います。これが紙っぽい温かさを演出しているものと思います。
というか場合によっては本当に素材が紙です。

口調がやさしい

基本的に商品名・商品名の英語訳・商品の簡単な説明、くらいの要素がシンプルなデザインで構成されています。
袋も透明の袋で、要素をそぎ落とせるだけそぎ落としたあっさりしたデザインですが、説明文の口調によって少し優しく温かくなっているような気がします。

出典:無印良品ネットストア

「そうですね」と返事をしたくなるような書き方ですよね。
これによって人間らしさをほんのり感じることができます。私の頭の中でこれを音読してくれているのは広末涼子系のひとです。
「一口」じゃなく「ひとくち」になっているのもポイントかと思います。

MUJIロゴが少しポップ感を演出している

とはいえ文章の部分も基本的には(時々明朝体のもあります)普通のゴシック体、しかもまあまあウェイトが太い。
となるとこの一面の中で柔らかさを演出するのに一役買っているのは「MUJI」のロゴなのでは!という説です。

試しに比較してみました。右はロゴを消したものです。
こうして見ると小さなさりげない「MUJI」がいなくなっただけで、いきなり業務用っぽい雰囲気になってしまうと思いませんか?
改めてロゴって大切だなと思いました。横に漢字のロゴがあるのにMUJIのロゴも加えているのはそういうことなのではないでしょうか。特にいい仕事してるのは多分「U」「J」ですね。

以上、無印良品のパッケージがシンプルであっさりしてる割に冷たくは感じない理由の考察でした。
商品説明文をいくつか読みましたが、「そうですね」率なかなか高いです。見たらわかるような内容でも不思議と嫌な感じが全くしないんですよね。普段一切読まないという方も一度読んでみてはいかがでしょうか。