CDに帯がついている理由はデザインスペース確保のため?

CDを購入すると、必ずと言っていいほどついてくるのがこの「帯」。
純粋にCDの中身を欲している買い手にとっては特に要らないものですが、音源のためだけであればパッケージ版のCDなんて買わなくても良くなったこのご時世、CDを買う人のほとんどはこれを大切に保管しているかと思います。

けど、これってそもそも何のためにあるものなのでしょうか。
まさか時を経たときにプレミアになるかならないかの判断基準になるためだけにあるとはさすがに思えないですよね。

CDの「帯」のはなぜあるのか

出典:フォト蔵

ではこのCDの帯はなぜあるのか。
検索してみましたが、「デザインスペースの確保」という部分が大きいみたいです。
え、まさかそれだけ?と思われるかもしれませんが、本当に限りなくそれくらいしか用途らしい用途はないようです。
あとはひたすらにプレミアとしての価値を分かつだけの存在なようです。

邦楽で言うCDのパッケージ仕様としては、
中身→透明のCDケース→帯→(スリーブ)→ビニール包装
というのが一般的かと思います。

さらにそのビニール包装の上に「●●のオープニング曲」とか「●●ライブチケット先行申し込みシリアル封入」などが書かれたシールが貼ってありますよね。
こうやって考えると、あの小さなCDケースで、しかもジャケット・裏ジャケットのデザインを見せなくてはいけないという条件の中、あらゆる「売るための情報」を詰め込むための工夫がされているのがわかります。
この限られた条件において、上からかぶせてもいい帯の存在は結構デザインスペースとしての貢献度が高いと言えるのではないでしょうか。

帯がある場合とない場合のデザインスペースの差

帯が無い裏ジャケットの延長で作られている背表紙のデザインスペースと、帯がある場合のデザインスペースとではこれだけ差があります。

イラスト引用:ネット印刷のキングプリンターズ

面積で言うと約1.8倍も変わるようですね。
というか背表紙の延長のスペースって幅6mmしかないんだ…。思ったより狭い。

売り場の限られた陳列スペースでブック陳列になったときに、買う側の人が目的のCDを見つけやすなるのに一役買っていますね。
ちなみに「ブック陳列」とは背表紙を外側に向けて並べる陳列方法のことで、一番スペースの確保に長け、一番アピール力に欠ける陳列方法のことです。
なぜ私がこんなことを知っているかというと、大学時代4年間レンタルショップでアルバイトをしていたからです。懐かしい。

出典:LIMIA

そんなわけでデザインスペースとしての帯ですが、大体の人は応援しているアーティストのものを、中身云々ではなく応援の意味だったりコレクション気分だったりで買っていると思います。
そんな人にとっては帯の保存方法って結構重要で、こんなまとめもみつかりました。

リンク:CDの帯の保存方法どうしてる?Twitter民からアイデア続々

こうして見ると結構ありますね。
ちなみに私はCDの裏を一回開けて挟み込む派です。歌詞カードの所にいっしょに入れておくと折れてしまうこともあるので。
どうでもいいですね。では。