菊正宗「しぼりたてギンパック」の特徴から見る、第二次ドライブームの予感

菊正宗「しぼりたてギンパック」の特徴から見る、第二次ドライブームの予感

菊正宗「ギンパック」の特徴と、他社の銀色パッケージの特徴とは

銀色のパッケージを、最近スーパーの紙パック酒コーナーで見かけます。

銀色のパッケージにはどのような特徴があるのでしょうか、

我々は謎を解き明かすべくアマゾンの奥地…ではなくスーパーの酒屋売り場を徘徊するのでした。

 

 

銀パッケージといえば、

 

 

 

菊正宗『しぼりたてギンパック』

しぼりたてギンパック
しぼりたてギンパック

 

いろいろな大きさが出ています。

銀をベースに、ピンクのアクセントが可愛いパッケージです。

○ウントレーニアの大きさの日本酒は、飲みきりサイズでありがたいですね。

 

 

価格は3.0L  2,180円

1.8L  1,480円

900ml  748円

500ml  421円

180miネオカップ詰 198円(全て税抜き)

めちゃくちゃに安いです。

菊正宗『ギンパック』公式サイトはこちら

https://www.kikumasamune.co.jp/products/gin/

 

 

サイト内で見つけた『しぼりたてギンパック』の特徴をまとめます。

 

・冷やして飲むブラスグラス酒

・やや辛口

・淡麗

・味わい軽やかで柔らか

・「フルーティー」

・日本酒の概念を変える、新しい日本酒

とのことです。

 

 

個人的には、冷やして飲む=氷=銀世界=銀?

と思いました。

どうやら、菊正宗『しぼりたてギンパック』にはスペシャルサイトもあるようで、覗いてみます。

今までに見たことのない日本酒の襲来=宇宙

ということで、『しぼりたてギンパック』が宇宙に飛ばれています。

 

 

 

ギンパック→銀→銀河

ということでしょうか…

斬新なホームページです。

https://www.kikumasamune.co.jp/products/gin/universe/

 

銀河に飛ばされる菊正宗『しぼりたてギンパック』
銀河に飛ばされる菊正宗『しぼりたてギンパック』

宇宙に飛ばされています…

 

 

さて、他の銀パッケージの日本酒の特徴も見ていきましょう。

 

 

宝酒造『香り酵母』

 

松竹梅『香り酵母』
宝酒造『香り酵母』

こちらも、紛れもなく銀パッケージです。

https://www.takarashuzo.co.jp/products/seishu/kaorikobo877/

先ほどの『しぼりたて銀パック』と比べると、シンプルなデザインで『香り酵母』ではアクセントに水色が使われています。

シズル感のある水滴が美味しそうですね。

 

 

『しぼりたて銀パック』と比べると、○ウントレーニアのポジションが、「かおりカン」になっています。日本酒で缶は珍しいです。

 

缶だと、銀のパッケージが違和感なく馴染んでいます。

 

 

それでは、松竹梅『香り酵母』について、特徴を見ていきましょう。

 

・フルーティーな香り

・しぼりたてのような旨み

・飲みやすいすっきりとした後味

・パック酒のイメージを超越するおいしさ

・やや甘口

・冷やして10度前後

・かなり淡麗

 

書き出してみると、「フルーティーな香り」「しぼりたて」「すっきり」「超越」という言葉が菊正宗『しぼりたてギンパック』にそっくりです。

 

 

 

お値段の比較をしてみると、

1.8L  1,396円

900ml  716円

250ml  217円(全て税抜き)

と、『しぼりたてギンパック』よりさらに安いです。

 

 

さらにもう一種類、比較してみましょう。

 

 

福正宗『銀ラベル』

福正宗『銀ラベル』
福正宗『銀ラベル』

https://www.fukumitsuya.com/item/610220.html

パッケージの大部分は白ですが、『銀ラベル』というネーミングでこの比較では是非とも登場させたいと思いました。

紙パックという条件では比較しやすいです。

 

 

それでは公式サイトから特徴を見ていきましょう。

・口あたりがやわらかい

・やや辛口

・冷や〜お燗までお好みの温度で

・さらりとコクのあるタイプ

 

なんと、『しぼりたてギンパック』とも、『香り酵母』とも違う新しい特徴が多いです。

銀のパッケージの意味はないかと思いきや、

一つ気づきがあります。

 

 

『しぼりたてギンパック』には兄弟のような存在として『しぼりたてキンパック』があります。

菊正宗『しぼりたてキンパック』
菊正宗『しぼりたてキンパック』

そして、こちらの『銀ラベル』には黒ラベルがあり、

なぜか「銀」がつく名前は黒ラベルを出し抜いて写真ではメイン商品にされています。

 

 

思い返せば、過去記事の関谷酒造『空』の記事を書いたときもそうでした。

https://packs-design.com/2020/05/2709/

 

 

金や黒を抑えて、銀のパッケージがメイン商品になりやすいということが傾向としてあるのかもしれません。

おちょこやグラスに並々と注がれ、水面が反射する日本酒をイメージしたとき、「銀」というイメージがありますが、このように日本酒=銀がメジャーなイメージとして消費者の心にあり、手に取りやすいイメージカラーなのかもしれません。

 

 

 

「銀ラベル」で思ったのはビールの『銀ラベル』です。

「アサヒスーパードライ」といえば、「銀」です。

 

 

その昔、ビール市場が飽和状態の中「スーパードライ」という名称で売り出したところ、全国の酒飲みピーポーに大好評。待ってましたと言わんばかりに「辛口!辛口!」と銀のパッケージの「スーパードライ」を皆さん手にし、一躍大人気。市場はよりドライのビールを!と、こぞって辛口ビール作り始めるという「ドライ戦争」の引き金になったという有名な話があります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ドライビール

 

 

日本酒では「ドライ戦争」はまだ起きていませんが、酒屋さんで人気の日本酒を聞くと大体ドライ…「辛口」の日本酒です。

 

 

福正宗『銀ラベル」は昔からある商品のようで、8年連続で賞を受賞されている歴史ある日本酒ですが、

菊正宗『しぼりたてギンパック』については調べたところ、正式な情報はわかりませんが2016年には販売されており、

松竹梅『香り酵母』については、2020年の発売と(こちらもみたところの情報でですが…)大きなメーカーから立て続けに「銀」のパッケージが出始めているのです。

 

 

しかも新参者2種類については比較的パッケージや、味のイメージも似ています。これは事件です!

 

 

ということで、今回は銀色の紙パック3種類を比較してみたところ、

日本酒というフィールドで銀パッケージを中心に「第二次ドライブーム」が発生しそうという状況にあると考えられます。

 

第二次ドライブーム、日本酒フィールドでおいしく戦うためには、冷蔵庫とグラス、サングラスなど必要になりそうです。

 

皆様、臨戦対戦のご準備をお忘れなく。

 

 

現場からは以上です。