
蓋が開かない!明治マカダミアチョコのパッケージの工夫
どうも~、とにかく細いタカシです。
今回は久しぶりにちゃんとしたパッケージの話をしたいと思います。
明治のマカダミアナッツチョコ、昔からあるこのお馴染みのパッケージ、みなさん誰しも見たことがありますよね。
あの美味しいけど、1粒食べた後に必ず奥歯に詰まるそれです、それ。

この商品を久しぶりにもらって開けてみた時に、しめた蓋が開かない!と、ちょっと感心した話です。
開け口からちょっと変わってる
まず違和感はパッケージの開け口からです。
ちょっと変わった形の切取り線にそって開封口をやぶります。
この時点では正直ちょっと小さくてつかみにくくて、う~んといった感じ。
よくあるこういうやつの方が開けやすいじゃん!というのが感想。
切取り線を取り切ると、蓋が開きました。そうですね、普通ですね。
開封後に蓋をしめると、開かなくなる!
はいはいはい、と。
普通のマカダミアチョコの開けにくいやつ作ってしまいましたね、と。
チョコを一粒食べて、歯に詰まって、それが取れなくて、、、
まぁまぁまぁ、蓋をしめますと。
ちょっと作業をするので、パッケージをどかしますよ、と。
蓋が開かない!
やっぱり開かない!
仕掛けはこれだった
もっかい開けてみて、仕組みをしらべてみる
横はどうなの?
ん?
何かある。
ミミがいる。
なるほど、これがフックになっているんだね。
蓋側を見てみると、はいはいありました。
引っかかる先は、箱の折り返しの部分なのですね。
なるほど、意外と簡単な仕組みなのですね。
ほい。
展開しておく
最後に箱を全部展開してみました。
フックをひっかける部分を、箱を組み立てる際にできる折り目にしたことで、
引っかかり箇所をわざわざ作ることもなく、無駄のない低コスト設計なところも、とってもGOOD。
素敵なUX
パッケージの世界では特に難しい技術でもなく、よくある仕掛けだと思います。
何がいいって、この仕掛けをこのパッケージに採用することですよね。
おそらく、明治マカダミアチョコのこの量、満足感はあるけど、一気に食べられない。
おそらく、半分食べて持ち歩くことが多いのでしょう。
おそらく、その際にカバンの中でこぼれてしまうこともあるのでしょう。
使用シーンから考えられたちょっとした親切心。
とてもいいですね。
では、また!